INOUTGO

♡すべてのアートをあいしてる♡

シン・エヴァンゲリオンを観た!!!!!!!!!!

足掛け15年!!!!!!出会いは19とか20歳くらいだったと思う。

新劇場版が全てリアタイ、という直撃世代からは少しズレているが、長年待ち侘び完成っちゃあ映画館に行き、複数回観てはウンウン唸る、というのをやってきたため思いひとしおです。

まずは庵野監督を始め関わった全ての関係者様お疲れ様でした。素晴らしい作品を世に出してくださり誠にありがとうございます。

WOTAKUなので、まずはこういう製作に関わった全ての方にお礼が言いたくなってしまうのです。ありがとうほんとに!!!!!

完成してよかった!!!!!!!!

以下ネタバレと個人の感想を・・・・

↓↓↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いやーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!

待ったよね。まず待ったよね。コロ助ほんまおまえ・・・・・・・・・・確かほんとは2020 6月公開予定だったと思うんだけど!!!

2020年始の段階で・・・・・・。伸びに伸びて結果見れてよかったですわ・・・・。もうずっと延期!延期!からの延期!!ってなってたからね・・・・過去作でも・・・

いいよ・・・待つよ・・・・全然待つよ・・・・と思って生きてきたけどまー待ったね。

その間にシン・ゴジラがあったからね。あれもよかったが・・・・。

私はどちらかというとモヨコファン歴の方がやや長いため、そちら側からの情報をよく見るが、EVA制作後で監督は病んでしまった時期もあったらしい。

そんなこともあり、別のことをしてみたらどうか?と話がきたり周りからの勧めなどもありゴジラを撮ったとか。監督は特撮FANだからやってみたかったのはあると思うし、使命感もあるだろう。

にしても、は?天才か?これだから天才は・・・。

エピソード多すぎて話一生進まん・・・。

今作エヴァを観てまず感じたことは、今までのどのエヴァよりも開けているなと感じました。

心が開いている。し、そもそもエヴァが社会現象にまでなったのは、難解だったからで、大人のWOTAKUでも理解が難しく、しかも様々な知識がないと理解もできず、これはあれのオマージュだとかそういう回収が追いつかなかったため人気が出た部分もあったとは思う。

私自身も、エヴァちゃんと理解してぇな・・・🤔みたいな気持ちから、都市伝説とか世界の理みたいなものを追求し始めたので・・・。

真面目なので・・・。

ので、今回のEVAも、その世界の理面の部分は割と理解できました、多分できたと思う。

結局作品を通して何を描きたかったのかな?世界の話をしたかったのかもと思っていましたし、多分最初はそれもあったと思います。

でも、最後のエヴァはその難解さ、世界の理を描くことももちろんしてあったけど、それ以上に、人と人の関わりとか気持ちとかそういうものにフォーカスが強く当たっていて、人の変化や成長、みたいなものも描かれていたし、私がよくいう、表裏一体なんだ、みたいなことも書かれていました。

何言ってるのか全然わからんと思うが、つまり全部盛りやったんよな・・・。

カツカレーハンバーグ海鮮丼パフェビールセット大盛り みたいな・・・。いや多いやんってなるやろ・・・。

カツカレーの話するやつもおれば海鮮丼の新鮮さについて語るやつもおるやろ・・・・エヴァの感想ってそうなってしまうんよ・・・・

要素が多いから・・・。

でも今作はすごく開けていた。わかりやすくなっていたよ。素晴らしかった。

誰もわかってくれない。誰もわかるわけない!!!って感じだったのに・・・・。監督ぅ🥺

 

シンジくんの行動によってニアサードインパクトが起こってしまった。

自分の行動によって全てが無になってしまったためもう誰とも関わりたくない、何もしたくない・・となってしまう。

最後の世界では綾波は(仮)であり、アスカもおそらく人造人間?になっている。シンジだけ半々?かなあ

綾波(仮)は人との関わりの中でひとつひとつを学んでいく、言葉と、感情と・・・。赤ちゃんが成長するみたいに。

本当になんでもない、なんでもない綾波(仮)の『好きだから。』の一言でシンジは立ち直る。

人が人に何かをする時の理由は、『好きだから』 でしかないのわかりみ号泣ポイント。

そして誰かからのたった一言で立ち直る人の心とは、想いとは・・・みたいなことを考えさせられる。

でも最後、戦うでもなくなんでもないタイミングで爆死する。な・・なんで??!!寿命?

そのショックが起爆剤になってシンジはまたエヴァに乗る覚悟ができたのだが・・・。

おはよう おやすみ ありがとう さようなら 全部挨拶だけど、全部実はおまじないなのかもしれないね( ;  ; )

 

アスカの眼帯の伏線回収がここで来るとは思わなかった・・・。

アスカが式波・アスカ・ラングレーになった時点で、人間じゃなかったんだね・・( ;  ; )アスカあ( ;  ; )

アスカは孤独でエヴァに乗ることだけを強いアイデンティティとして生きていた子だが、それを救うのは近い境遇のシンジではなくケンケンだったとは・・・。

アスカは自分が大人になったことも認めており、自分の役割もちゃんとわかっている。仕事も嫌でも命令なのでちゃんとやる。女はほんとに強くて美しい。

それに比べて男は・・・やれやれだ、っていう描き方されてる。ほんとだもん!!!今日エヴァで観たもん!!!

アスカはいつでもツンケンしているが(ツンデレという言葉の?元祖である?)それは甘え方を知らないからであり、甘えていいのかどうかがわからないから。

ケンケンはちゃんと大人でアスカのツンケンした部分も理解していて、偉いねとか褒めたりする。

アスカが裸でもタオルを投げ与えたり、半裸みたいなのでウロウロしているアスカにも特に性欲ウォォォみたいなのはない。ケンケンいいやつ( ;  ; )

アスカぜってぇ幸せになってくれよな?!?!と思うんだがこれもまた最後は必殺兵器として死亡する( ;  ; )自分の役割を全うする。鬱展開かよ( ;  ; )

でもマリちゃんのことをコネ眼鏡!!!と呼ぶわりに信頼しているようで、アスカにも信頼できる同性が身近にいてよかったななどと思いました。死ぬけど・・・。

よく考えたらめっちゃみんな死んでるな・・・。

監督の描いた理想の?憧れの?中の女はみんな死んだ。

ミサトさんも加持さんとデキとったんかーい!!!!!!2人の子供まで生まれている。

ミサトも最後、責任をとって最後まで1人残って死んだ。

ここまでで思ったのが、女はめっちゃ強い、女はかっこいい、という強い強い想いが全面的に出ていること。

監督ぅ・・・・🥺ほんとにモヨコちゃんのこと好きなんだね・・・。

 

唯一生き残るのがマリちゃんだけど、私は最初マリに違和感を抱いていて、それは今までのどのキャラクターとも違うから。

1人だけやや図々しく図太い感じがする。エヴァのキャラはみんなどこか鬱屈としていて繊細な病みキャラばかりだが、マリだけがあっけらかんとしていて、全てを見てきたような物言いをする。実際見てきているのだが・・。

ここまで重要キャラになる予定なかったと思うけどなあ。そりゃ時間が経ってるから、作る側も色々気持ちも変わるよね。

マリがモヨコちゃん説があり、そうか?と思ってたけど、そうでした完全に・・・。

監督は頭の中の世界から、現実に人と手を繋いで生きることを選んだメタなのかなあ?

最後宇部の実写映像やリアルな書き起こし宇部駅が出てきたりして、ああ、監督はリアルで人と生きていくことを選んだんだな、何かと決別したんだな、とわかりました。

監督は山口県宇部出身なので・・・。

昔仕事で行ったことがあり、あの辺り一体のコンビナートみたいなスチームパンクっぽい風景はとても心惹かれる。あれを風景として見て育ったら、特撮とか好きになるのかもしれない。

クリエイターは自分を浄化したくて作品を作っているのかもしれないなと強く感じた。

何かを埋めたくて作っているものなのかもしれないと。

エヴァ最終章はそれをすごく強く感じた。0から1を生み出す人、クリエイター系の人はエヴァ観た方がいいと思うね・・・・。

 

もう一度エヴァにシンジが乗る。となった時に、シンジが前回エヴァに乗ったことで世界がぶち壊れ家族が死んだからまた乗ることが許せないミドリと、そこでシンジが動いたから自分は生きているという、シンジは仇であり救い主・・・みたいなシーンのやり取りもううううとなったな・・・。

どっちも本当のことだからです。一つの事柄をとっても、それが良いことも悪いこともある、何が最善かは受け手によって変わってしまう。

 

あとゲンドウVSシンジは父と子のバトルで、監督はあんまり父親との関係がよくなかったみたいで、そういうのも描かれてるのかなと感じました。

監督も大人になってお父さん側の気持ちがわかるようになってきたのかなあ?

庵野監督のお父さんは若い頃片足を事故で失っていて義足で というインタビューがあったと思う。

なので、そういう影響も多分あって、監督は何かが欠けているものが普通だと思っていて というような内容だったと思う。

あまり仲はよくなかったみたいですが、歳を重ねてお見舞いに行ったりして関係は少しずつ変わってきたみたいです。

やっぱり親からは良くも悪くもいろんな影響を受けている、みたいな話なのかなとも思います。

監督の想いがゲンドウに重なっていたし、人と関わるとかいらないっていう正にオタクそのものって感じの・・・。

そうやって生きていたけど、ユイがいたから救われた、みたいなところにも人間味を感じました。

よかったねゲンドウ・・・ユイがいて・・・・・🥺

ゲンドウが結局何をしたかったのか、世界を巻き込んで自分が人造人間?になってまで何をしたかったのかというのは私的に言わせると、

まーーーーーーーたキルビルかーーーーーーーーい!!!!!!!!!!!!!!!!!でした。

おま・・ほんとキルビルやんみんな・・・・・。1人の女に執着しすぎやろぉ・・・・・。

お前の色恋で何人 人死んどるねん・・・・・・・・。ほんとに・・・・これだから男は・・・・。

何か元ネタがあるのかな???それともこれはオスのロマンなのかな??🤔

 

トウジが子供できてて、目の前の、やれることをやっている、というのもよかったな。

 

カヲルくんなんだったん・・・・????????憧れの自分・・・・?????思春期特有の同性イマジナリーフレンド????

今回メインキャラ大体死んだゎな・・・・・。

強めのもうエヴァエヴァ言うなよ!!!!!ちゃんと現実みて生きろ!!!な???ってメッセージは感じた。うん。

<渚>の解釈、ここまで温存されてたとしたら凄すぎん???<最後のシ者>からきてると思ってたけど!?!?!?

 

マリちゃんは最初からシンジにいい匂いがすると言っていたが、今作でも言っていたし、それがキーにもなっている。

シンジが成長して変化していることをマリは匂いで感じ取っている。

大人の匂いになったね みたいなことも言ってたような・・・朧げですが。

女は匂いで遺伝子情報を嗅ぎ分けているというのは本当らしい。私もよく嗅ぐが、大体自分が好きな人の匂いはいい匂いに決まっている。

 

アニメ特撮としてのCGとかもかなり凄かったと思うが、その辺は詳しくないのでなんとも・・・。

すごかったです!!!!!みたいなことしか言えない😂語彙力なし・・・・。

音楽も良かったです!!!感想が急に普通です。

宇多田ヒカルのもしも願い一つだけ叶うなら 君のそばで眠らせて どんな場所でもいいよ・・・・・が良かったですね、良かったです。

 

最後の最後でぶち込んできたセリフが、 胸の大きいいい女 だったのでマジでブチギレそうになりました。

別に誰も悪くないんですけど!!!!!!!!全私がイラッとした自動的に。

フェミぃ的にはマリちゃんの自称なのでまあセーフだと思うんですけど、は??男みんなブリザード寿(俺の家の話)かよ!?!?!?!?!?????ってなった。

言わすな言わすなそんなん!!!!!!!!!!匂わせやめーや??????

自分の分身的なキャラは全部消えて、俺はリアルの人間のいい女と出逢いましたので現実を生きていきます。ってことかえ?!?!?

って私が勝手に思ったんですけどあってるかどうかわかんないですけど!!!!

いやそれは全然いいけど!!!!ほんとよかった🥺おめでとう🥺って思うけど、先週の俺の家の話があまりにもあんまりだったのでウォォォイって思ってたとこにエヴァもこうきたからおーーーーーーいおとこーーーーーーーーーーーってなったのでした。

やめーーーーーーや・・・・・・・・・・・・・・・。

作品とか行動通して暗に愛伝えがちなんか男は・・・・・。普通に直接言えや・・・・・・🙂

最後の最後のシーンのセリフだったので、いいシーンなんですけど、私個人がガクッwwwとなっちゃって終わりました。

監督とモヨちゃん、そしてエヴァは大好きでいい作品だと思います。本当に。

ただなんとも言えない気持ちにもなりました私個人は・・・・・。

男おっぱい好きすぎやろ・・・・・。

 

と、ここで終わろうと思ったけどそれもなんかなあ?と思ってこの先を考えていた。

リアルのことを匂わせんなよwwwと思うが、しかし実際人間が作るものは何かしら少しは自分が経験したことや感じたことが入っていないとリアリティーがないのかもしれない。

これだけリアルが詰まっているから多くの人が共感したのだろうし・・・。

WOTAKUの内面を描いたものってこれより前にあったかなあ?

自分のことを曝け出すこと、自分の中を外に出して、エンタメまで昇華することの難しさ、それが世に認められていることの凄さ、を考えると改めてすごい作品だなと思います。

後やっぱ変わったよ絶対。優しくなった😂

いろんな要素が全部詰まっててこんなのどうやって風呂敷畳むねん!?!?!?と思ってたけどTV版?新世紀?から25年かけてきれいに畳んでくれて終わらせてくれてありがとうだな・・・・。

ギブの気持ちがとても強い。天才は総じて優しいんだな。

自分のためだけでも独りよがりになるし、誰かのためだけでも空洞になる。そのどちらもあるのが愛される名作品なのかなと。

サブタイトル THRICE UEPON A TIME 

いろんな意味が込められているらしい。SF小説からのタイトル引用とか。

パンフレットには、三度完成へと導いてくれた・・・とある。

三度目の正直、みたいな意味もあるのかなあ。

よく聞く言葉だけど、三回で人は正解に?辿り着くものなのか。そういうものなのかねぇ・・。

 

ふたりのために世界はあるの

 

 

 まだ続く・・・↓

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